予防接種
予防接種のご案内
当院では下記の予防接種を実施しております。予防接種は各種疾患の発症や重症化の予防に大変有効ですので、ぜひ接種をご検討ください。
在庫のない場合がございますので、必ず事前に医院までお電話でお問い合わせください。
疾患 | 料金(1回あたり) | 接種スケジュール |
---|---|---|
インフルエンザ | 3,800円 | 1~2回(※毎年10月以降)(年齢により2回) |
肺炎球菌 | 8,000円 | 1回(5年ごと) |
おたふくかぜ(ムンプス) | 5,000円 | 1回 |
水ぼうそう・帯状疱疹 | 8,000円 | 1回 |
麻疹(はしか)・風疹 | 8,000円 | 1回 |
A型肝炎 | 8,000円 | 2~3回 (初回から2~4週空けて2回目を接種、初回から半年後に3回目を接種) |
B型肝炎 | 4,000円 | 3回 (初回から1か月後に2回目、6か月後に3回目を接種) |
子宮頸がん (ヒトパピローマウイルス:HPV) |
16,000円(3回接種で48,000円) (※公費対象の方は無料です) |
3回 (サーバリックス®:初回から1か月後、6か月後) (ガーダシル®:初回から2か月後、6か月後) |
※予防接種は自費診療となります(保険は使えません)
自治体等からの助成が受けられる場合は料金が変わりますので、適宜ご相談ください。
※おたふくかぜ(ムンプス)、水ぼうそう・帯状疱疹、麻疹(はしか)・風疹、A型肝炎、子宮頸がんワクチンにつきましては、在庫がない場合がございますので、必ず事前にお電話でお問い合わせください。
A型肝炎ワクチン
特に以下に当てはまる場合は予防接種を受けましょう。
- 途上国(東南アジア、サハラ以南のアフリカ、中南米など)へ渡航予定の方
A型肝炎は、主にA型肝炎ウイルスに汚染された水や食品によって感染する肝炎です。
一度かかると抗体ができ、終生免疫がつくため再感染はしませんが、近年は衛生環境の改善などにより抗体保持者が少なくなっていることから、途上国への海外旅行などを機に感染する事例が報告されています。
発症すると、急性肝炎をきたす可能性があるほか、少ない確率ですが劇症化し致死的となることもある疾患のため、予防接種の効果が大きい疾患といえます。
上記対象に当てはまる方はぜひ接種をご検討ください。
特に渡航前に2回目までの接種をしておくことが勧められています。
渡航の1か月前くらいをめどに、期間に余裕をもってスケジュールを組みましょう。
B型肝炎ワクチン
特に以下に当てはまる場合は予防接種を受けましょう。
- 医療従事者
- 業務などで人の体液・血液に触れる可能性のある方
B型肝炎ウイルス(HBV)は、日本で約130~150万人(およそ100人に1人)が感染していると推定されています。
感染はHBVの含まれる血液や体液が我々の体内に入ることにより起こります。
大人への感染は、HBVに感染したパートナーとの性交渉の際に起きることが一般的ですが、過去には、保育園の園児、先生内で集団感染が起きたこともあり、気づかないうちに感染しているケースも見られ、現在年間約10,000人の新規感染者がいると言われています。
予防にはワクチン接種が有効で、4~6ヶ月間に3回の接種を行うことで、B型肝炎と将来の肝がんを予防できるとされています。